土壌改良の考え方と基本
堀 大才 はじめに 植物を植えるにあたって、その土地の土壌条件が不良の場合、土壌の改良を考える事が多いが、山林で営まれる林業では土壌改良は実質不可能であり、経済性を重視しながらも、その土地の自然条件すなわち気候、地形、地 […]
明治神宮外苑再開発における林試A法による90本の無剪定根回しとモニタリング事例の詳細
直木技術事務所 代表 直木 哲 Ⅰ.はじめに 2024年11月16~17日に第29回日本樹木医学会の定期総会、特別講演会、研究発表会が東京大学弥生キャンパスで開催され、現地検討会が18日に新宿御苑、都立明治公園、明治神宮 […]
世界と日本の森林帯区分、及び森林生態
堀大才 Ⅰ 水平的気候帯区分と森林帯区分 気候帯区分と森林帯区分については様々な考え方があり、世界と日本のいずれも決まったものはない。世界については、古くから赤道を挟んだ南北の回帰線(緯度23度26分)の内側を熱帯、南北 […]
【堀先生の部屋】シラカンバについて
樹木生態研究会最高顧問 堀 大才 天然分布 シラカンバ(白樺)は樹高20m以上になるカバノキ科カバノキ属Betulaの喬木性落葉広葉樹である。世界にはカバノキ属は40種ほど、変種も入れると50種ほどが数えられており、日本 […]
【堀先生の部屋】ナラタケについて
樹木生態研究会最高顧問 堀 大才 はじめにならたけ病は針葉樹、広葉樹を問わず樹木にとって最も怖い土壌伝染性病害の一つで、担子菌門真正担子菌綱ハラタケ目キシメジ科ナラタケ属(Armillaria)の菌類による病気である。ナ […]
【堀先生の部屋】東海丘陵要素について
樹木生態研究会最高顧問 堀大才 筆者は現在、岐阜県恵那市に住んでいるが、この地方は植物地理学的にとても興味深い植物群が分布しているので、それについて簡単に報告する。 岐阜県は海に面していない内陸県であるが、地域的には日本 […]
総会(2024年)報告
2月23日(金)15時から東京農大にて2024年度総会(令6年度)を開催しました。今回の総会は議決権行使書、委任状を含む64名の正会員のみなさまにご出席いただきました。(本人出席16名 議決権行使書12名 委任状36名) […]
基礎知識資料樹木調査用語など
基礎知識資料樹木調査用語などの資料として、A4版9ページのPDFファイルを作成しました。 下記画像をクリックしてください。PDFファイルを観ることができます。 (さらに…)